スポーツカラコンとは?通常の明るさだけをカットしたサングラスと違って「400〜500nm(ナノメーター)」のまぶしく感じる青白光(ブルーライト)の波長をカットする機能も付加された
「コントラストカラー」の事です。もちろん。紫外線(UV)もカットします。

コンタクトの本場アメリカでは、このコントラストカラーをコンタクトレンズで応用出来る様に開発しました。
つまり、一般のカラーコンタクトは、瞳孔の部分に穴が開いていますので、黒眼の部分しか色は反映されませんが、このレンズは瞳孔部分にも着色されています。
コンタクトは眼鏡と違い、スポーツに利用されている事が多いので、アメリカでは、このコントラスカラーをあらゆるスポーツ競技に使用されている為に
「スポーツカラー」と呼ばれています。
また元々欧米人は、アジア人の黒眼より光を眩しく感じるので、普段でもサングラス眼鏡を使用している習慣が多く(※おしゃれだけではなく、大半は実用性の意味です。)特にこのコントラストコンタクトが好まれる傾向があります。
<ご参考>以前にアメリカでも使い捨てタイプで「ナイキマックスサイトコンタクト」(※当時はボシュロム社が製造)が販売されていました。
販売当時は2週間タイプ(1箱6枚入り)の片眼分で6,000円程度でした。(※年間使用なら48,000円ですから、かなり高額の部類でした。)
現在では製造を終了しています。(カラーは下記の2種類のみ)
現在は、当店のSFXカラコンと同じ「マリエッタ社」が生産しています。しかも1年使用タイプでランニングコストも半分以下で安く、カラーバリエーションを4色増やして引き継いでいます。
「Marietta Vision(マリエッタビジョン)」は、アメリカFDA承認の特殊カラーコンタクトの専門メーカーとして有名です。
もちろん。コントラスト(スポーツ)カラコンの評価も高いです。
日本でのコントラストカラー現状日本では、残念ながら眼鏡レンズのみしか販売されていません。「ホヤビジョン」「東海光学」の2社が以前から生産をしていますが、あいにく小売価格が2枚1組「3万〜4万」と高額でも有り、余り普及はしていませんので、ご存じない方も多いと思います。
<ご参考>昨今では、眼鏡レンズにオプションで「パソコン用」に下記の青白光(ブルーライト)だけをカットする「パソコン用眼鏡」が安価で出回り、普及してきました。
しかし、あくまで「パソコン用」での青白光(ブルーライト)カットに特化していますので、本来の着色カラーを施していない為に、コントラスト効果は薄いです。

眼鏡レンズで、本来のコントラスト効果をご希望でしたら「ホヤビジョン」の「キャリアカラー(15%〜25%程度)」の薄めと「レチネックス(30%〜50%程度)」の濃い目がございます。
「東海光学」でしたら濃い目の遮光レンズとして「CCP400」がございます。
スポーツカラー色の特長
カラーで異なりますが、15%〜30%範囲で光量がカットされます。また色でのバランス効果はそれぞれで異なりますが、基本的に、どのカラーを選択しても、紫外線や青色光(ブルーライト)はカットしますので、日常でのパソコン使用でも幅広くご利用頂けます。
<ご注意>実際の着色カラーでの見え方やコントラスト効果には個人差があります。また色の見え方や明るさ等をイメージ体感したい場合は眼鏡店や雑貨店などで、少し薄めのカラーで、可視光線透過率(30〜50%)までのサングラスを掛けて試して下さい。
(※大半は商品タグの裏側に「可視光線透過率」が記載されています。)
(※イメージ図の「視感透過率」とは逆数字になりますので、ご注意下さい。)
Amber(アンバー)
以前に「ナイキマックス」で販売されていたカラーと同じです。主に屋外使用タイプ。但し、他からは目の色が、赤味かかって見えます。

用途:青色光(ブルーライト)を大量にブロックしてコントラストと視力を高める。芝生の上や青い空に対してコントラストを改善するために特に有用。あらゆるスポーツの万能タイプ
◎スポーツ:野球、ソフトボール、サッカー、サイクリング、釣り、ゴルフ、ハンティング、スキー、ウォータースポーツ。
Gray Green(グレーグリーン)
以前に「ナイキマックス」で販売されていたカラーと同じです。
特にアジア人の黒瞳にも適したカラーです。◎用途:主に屋外使用タイプ。カラーバランスを維持しながら、コントラストは穏やかです。明るさも低減します。
◎スポーツ:球技以外の一般の屋外スポーツ全般や自然派アウトドアにも最適。
Bolle Blue(ボッレブルー)
◎用途:屋外と屋内の両方で使用出来るタイプ。コントラストと視力を高める。欧米人には人気のカラーです。
◎スポーツ:屋内スポーツ全般やまた液晶画面を良く見るデスクワーク作業にも最適。
Green(グリーン)
◎用途:屋外と屋内の両方で使用出来るタイプ。コントラストは穏やかに、カラーバランスを維持している中間タイプ。欧米人には人気のカラーです。
◎スポーツ:屋外では、特にゴルフなど芝生系に強い。また室内スポーツ全般。また液晶画面を良く見るデスクワーク作業にも最適。
Yellow(イエロー)
◎用途:主に屋内スポーツでの使用タイプだが、屋外では曇り空や雨など日中でも日差しが少ない天気が多い場所でも可能です。暗い場所でのコントラストを高めて明るく感じる特長が有る。
◎スポーツ:屋内スポーツ全般(※野球も含めてナイターなどの観戦にも最適)
Sun Tac(サンタック)
日本ではブラウン(濃茶)と同等です。
特にアジア人の黒瞳にも適したカラーです。カラーバランスも良く、ほぼ100パーセント通常の色認識を維持しながら、全体の明るさを低減します。
用途:主に屋外使用タイプ。サングラス効果も高い(明るさは20〜30%カット)
◎スポーツ:色が着色して見えないので、釣り、サイクリング、登山等の自然系アウトドアスポーツに最適。